田植から3か月後の稲の様子です。
昨日、稲の状態を確認したところ、出穂し花が咲いていました。
今年は梅雨が長く雨量が多かったため、例年より遅めの出穂となりました。
それでも順調に育っているとの事で、これから秋にかけて穂の中身が充実していきます。

田植から2ヵ月後の越淡麗の稲の様子です。
お陰様で順調に育っております。
草丈も伸び60センチを超えました。葉の色も段々と濃くなり、青々とした風景が田んぼ一面に広がっています。
6月中に溝切作業を行い、現在は中干期間中です。
梅雨の時期は降水量が多いので、排水などの調整に気を付けて育てています。
~越淡麗について~
母である山田錦の特徴は、米質が柔らかく良い麹をつくる事が出来ること。高精米が可能で芳醇な香りを生み出すなど吟醸造りに適しています。
父である五百万石は、醪にしても溶けすぎることがなく、スッキリと落ち着いた酒質になりやすく、淡麗で食中酒向きのお酒になる事が特徴です。


田植えから1ヵ月後の越淡麗の苗の様子です。
土にも根づき青々と成長しております。草丈は20㎝を過ぎました。
これから、田植えから稲刈りまでの成長の記録と共に、酒米「越淡麗」についてもご紹介していきたいと思います。
~越淡麗について~
「越淡麗」は新潟県で誕生した酒造好適米(酒米)です。
山田錦を母、五百万石を父として交配されています。
新潟県醸造試験場と新潟県酒造組合と新潟県農業総合研究所作物研究所センターが協力して15年にもわたる研究期間を経て2004年(平成16年)に誕生しました。


本日は酒米「越淡麗」の田植えが行われました。
例年行われていた酒販店様との田植えイベントは、新型コロナウイルスの影響もあり中止となりましたが、農家の皆様に植えて頂きました。
酒造りは米つくりからと言いますが、来期の酒造りに向けてスタートしました。
収穫まで見守りながら、成長を発信していきたいと思います。



先日は、昨年にひき続き第2回目となる、越淡麗の稲刈りが行われました。
天候にも恵まれ爽やかな秋晴れの中、地元の酒販店様共に手刈りで稲刈りをおこないました。
品質もとても良い状態で、無事に収穫することができ大変うれしく思います。 酒販店様も笑顔で収穫しており、非常に良い一日だったと思います。
収穫されたお米はこの冬に仕込みが行われ、来年秋に「純米吟醸 越淡麗」として発売される予定です。
9月から今期の酒造りも始まりました。皆様に美味しいお酒をお届け出来るよう、蔵元一同精進してまいります。


本日は、昨年に引き続き第2回目の「酒米 越淡麗田植えイベント」を行いました。
五月晴れの爽やかな青空の下、酒販店様、農家の皆様により手作業で田植えを行い、実りの多い秋を迎えられるように、1つ1つ丹精込めて作業を行っていただきました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。
秋の収穫まで成長を発信してまいります。


